こんにちは!
上原勇一郎です。
生後まもなく左目の視力を失い、
人間に例えると還暦近い年齢でデビューした
嘱託警察犬がいます。
香川県丸亀警察署訓練所で育った
シェパード「半兵衛」(雄、9歳)。
訓練士の亀山篤志さんが
2歳の頃から世話をしています。
半兵衛は、
生まれて間もなく左目が緑内障にかかり、
生後5か月で視力を失ってしまいました。
亀山さんは当初、
ボールの訓練では取りやすい場所に投げるなど
気を使ったといいます。
しかし半兵衛はくじけずに訓練を続けました。
その姿を見て、普通の犬だと気づかされたそうです。
警察犬を目指して二人三脚で我慢強く訓練を続けました。
そして6年にわたって試験となる競技会への挑戦を
続けた末に見事、県警嘱託の警察犬に選ばれました。
ハンディキャップがあっても
懸命に努力する姿は人間にとっても励みになりますね。
勇気や希望を周囲に与えられるように
活躍してほしいですね。