こんにちは!
上原勇一郎です。
北京市の議会に当たる
人民代表大会が14日開幕し、
政府活動報告の中で、市長代理は
深刻な大気汚染の対策に
約182億元(約3千億円)を投じること、
「環境保護警察隊」の創設方針も
明らかにした。
汚染による生活への影響が広がり、
市民の不満も高まる中、
汚染物質を排出する個人や企業を
厳格に取り締まるのが狙い。
中国メディアによると、
環境警察隊は市公安局が管轄し、
行政部門と連携しながら、
環境に関わる違法行為を
専門的に取り締まる。
屋外でのバーベキューや花火、
ごみの焼却などを禁止する方針だという。
屋台方式での焼き肉の営業も
取り締まるという。
大気汚染の最も深刻な
「赤色警報」の時は、
屋内での焼き物炒め物も、
しないように呼びかけて
煮物や蒸し物を推奨。
食べるものすら規制対象に
なってしまうのですね・・・。
ただ北京市の大気汚染は、
隣接する河北省の製鉄所などが
排出する煤煙の影響が大きいと
言われており、
環境警察隊の効果は不透明だ。